浜北次郎柿とみかんのパイオニア 足立農園

カテゴリー │浜松市の果物農家さん

次郎柿発祥の地 良質なものを提供できるように常に農業と向き合っている


足立農園様。


足立農園様1

「毎年、クオリティが高く、安全なものを提供したい。」

そう熱い想いを持ちながら日々農園運営をされている足立農園様。





足立農園様は、静岡県トップクラスの広い果樹栽培面積をもち

主に、栽培場所が限定される浜北次郎柿や早生みかん、青島みかんを栽培している農園さん。

歯ごたえがあり、甘い浜北次郎柿がブランド柿になるまでには


初代の祖父がこの地に柿を植えたのが始まり。

2代目の代になり「柿の味」を優先した栽培方法を行い

次郎柿の中でも評価の高い「浜北次郎柿」が広まってきました。

浜北次郎柿は、種もほとんど入っていなく、甘く歯ごたえのあるおいしい柿です。

そして、現在3代目の和優さんは、常に安定した大きさの柿を作るため、

栽培方法にも基準を設け、逆算しながら栽培をおこなっているそうです。


甘みと酸味のバランスが絶妙なみかんの栽培



6haで「青島みかん」や「ゆら早生みかん」などを栽培しています。

みかんの木の寿命もあるため、数年後を視野に入れて2月~3月には新しい木も植えています。

足立農園で作られている「ゆら早生みかん」は、こぶりで甘みがあり、お子様にも「とてもおいしい」と大評判!!

現在では、東京にも出荷をされています。

(新東名のSAで、運がよかったら足立農園さんの「ゆら」を購入できるかも。)


三ケ日みかんと並ぶブランドみかん「青島みかん」は甘みと酸味のバランスが最高!




足立農園様で現在収穫されているのは「青島みかん」

さまざまなお店で目にするみかんブランドです。

今年の青島みかんは、酸味が低く甘みはあるため食べやすい!!



1日約3tを1つ1つ丁寧に手で収穫。

その後、出荷まで約2週間ねかせています。

足立農園ではさらにおいしいみかんになるよう特殊な方法でみかんをねかせているんです。



だから味も濃くとてもおいしいみかんになっているんです。

みかんは、天候に左右されるためその年によって微妙に味が違うそうですが、

「今年の青島みかんはとてもおいしい!!!」そうですよ。

未来を見据えて「長く続けられる農業をしたい」


3代目の和優(かずまさ)さん。

27歳という若さでありながら、農業に対する熱い想いを語っていただきました。

和優さんは、現場で農業を経験後、農業大学に入学、その後現場で活躍されている方。

実体験と勉学を両方経験されているため、知識も豊富。

「毎年クオリティが高く、安心安全なものを市場に提供するためには、農業者が農業者として働ける仕事をしたい」と

強いお気持ちをもって農業と向き合っている姿は、とてもかっこよかったです。



手入れをしっかりすれば、おいしいみかんが出来るというわけでもなく、

おいしいみかんを作るには絶妙なバランスで手入れをしなければならないそう。

「施設栽培とは違い、外で栽培するものは天候に大きく左右される。

だからこそ、農業者の判断でその年の出来(味・色・大きさなど)が変わる。

毎年1年を過ぎ、今年はこうだったな~と振り返ると楽しいし面白い。」

そう、農業の楽しさも語ってくださいました。



足立農園さんの柿やみかんは以下のところで購入可能。

●JAとぴあ浜松

●直売所(静岡県浜松市浜北区大平941)

柿は11月中
みかんは10月~ 販売中。

直売所には、生産者のその日の正直なコメントも書かれているそうなので、
そこも是非注目してみてください^^





この記事を書いた人 永谷亜季子
ベビーマッサージ講師。保育士、幼稚園教諭の経験を生かして約3000人のママに親子のコミュニケーションを伝えている。ベビマ教室他、0歳からの英語教室も運営。女性起業家団体FUJICOプロジェクトの代表。地域のあったらいいなを形にした体験型イベント【藤娘祭】や講座を開催。

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写真:鈴木秋香