地場野菜と竹で地域活性!まちを生み出す緑の谷のごちそうテラスCoCoChi(ココチ)
美味しくて、オシャレで、
地元の野菜が食べられる!
そんなカフェレストランは?と聞かれたら
真っ先に名前が挙がるくらい有名になった、
浜松市西区大久保町
緑の谷のごちそうテラス CoCoChi(ココチ)。
正直、行って食べるだけじゃもったいない!
取材で初めて知った、
もっとココチが好きになる、
しかも浜松市も好きになる、
そんな裏側をお届けします♪
今回、なんと
代表取締役社長の大関泉さんから
直接お話をうかがうことができました!
ココチが生まれたのには、地域の課題と浜松市への愛があった!
まずうかがったのは、
ココチが生まれた理由。
ココチがある浜松市西区大久保町には
放置竹林がとても多く、
今まではタケノコを掘ることで
何とか整備されていたのだそう。
ところが農家さんが高齢化し
放置竹林がそのまま増殖。
浜松市はそんな不名誉で
注目されてしまい、
この現状を何とかできないか?
という思いから立ち上がったのが
小さなまちの大きなチャレンジ
OHKUVO PROJECT(オオクボ・プロジェクト)
だそう!
▲ココチのすぐ脇には本当に立派な竹林が!
さらに、
竹を切ったら切りっぱなしではなく
地域活性のために利用できないか?
と考えたOHKUVO PROJECT。
竹の中には
・乳酸菌
・オリゴ糖
・食物繊維
などなど健康に良い成分が
たくさん含まれているそう。
せっかくの竹を活かし、
『食』でなんとか商品化できないか?と
誕生したのが
竹パウダーです。
▲開発者は、「竹といえば!」な淡竹屋さん(浜松市北区有玉北町)
竹を細かい粉にした竹パウダー。
ココチのパスタには
竹パウダーが入っているため
女性の体にもいいのだとか。
他にも竹は、牛・豚・鶏などの飼料、
チップ、畑の土壌改良剤などにも
生まれ変わっているそうです。
▲竹パウダーはココチの店内でも販売されています。
美味しさ×地元の食×地域貢献がつまった地産野菜ビュッフェ
OHKUVO PROJECTの
一環としてスタートしたココチ。
大切にしているコンセプトは、
竹、野菜、卵!
味の美味しさは一緒なのに
形が悪い、などの理由で
市場に出せない規格外品の野菜…
ココチ名物の前菜ビュッフェでは、
農家さんから直接仕入れた
そんな美味しい野菜たちが
勢ぞろいしています!
ココチのランチ&ディナーメニューは
すべて前菜ビュッフェ+ドリンクバーが
セットになっています。
時期や仕入れによって
毎日内容が変わるそうですよ!
温かいものは温かく、
冷たいものは冷たく食べられるように
してくれてあるのが嬉しい!
一品一品よーく見てみると…
大久保野菜のフリッターに、
大久保みつ葉の香味あえなど…
どれもこれも大久保野菜だらけ!
地元産の大久保野菜を
こんなに食べられるレストランも
なかなかありません。
ポップにしっかりと「大久保産」と
書かれていることからも、
ココチさんの想いが伝わってくるようです。
『浜松味』が満喫できるココチのランチメニュー
もちろん、素材にこだわっているのは
前菜ビュッフェだけではありません。
SNSでもよく見かける
ランチメニュー看板商品のこちら、
ドレス・ド・オムライス。
スナップえんどうとトマトが
バレリーナのようになっている、
ドレスをイメージしたオムライスです。
卵がツヤッツヤで本当に美しい!
卵は「岡崎おうはん」という
純国産の地鶏のものを
使っているそう。
使われている野菜もいっぱい、
トマト風味がしっかりきいている
浜松味のオムライスでした!
※
公式ホームページより
竹パウダーが入っている
種類豊富なパスタも
人気だそうですよ!
ディナーor土日祝のランチなら、
「ぜひ地元産の峰野牛も食べてみてほしい!!
今1番おすすめしたい」
と、社長は峯野牛が激推しでした^^
メインのお料理、実は
女性に合うように少なめに
なっているのだそう。
女性でも前菜ビュッフェの野菜が
いっぱい食べられるように。
そして、たくさん食べたい人や
パパたち男性でも満腹になれるように。
そんな思いがあるからこその
このビュッフェスタイルだそう!
前菜ビュッフェには野菜だけでなく、
お肉や揚げ物もあるんです。
パパたち、場所によっては
「足りない…」
と言われるからありがたい~!
ちなみに、
甘いものが欲しいママには
プラス300円でドルチェセットをどうぞ♪
ショーケースに入った
種類豊富なスイーツの中から
2つ選ぶことができますよ。
食後のドリンクも
ドリンクバーで飲み放題です^^
カフェメニュー限定の絶品ハニートースト♡
ココチさん、ランチや
ディナーだけではありません!
カフェタイムに行ったら
ぜひ、というか絶対
食べてみてほしいのが…
こちらのハニートースト!
写真で見る以上に
インパクトもあるし、
何より美味しい!!
もう気絶するほど(笑)美味しいです!(≧▽≦)
中はフワッと、外はカリッと香ばしく…
ひったひたになるほど
蜂蜜がたっぷり贅沢に使われています。
パンももちろんこだわり、
一本堂(浜松市西区入野町)と
ココチがコラボした無添加パン。
アレルギーがあるかたでも
安心して食べられるように…と
卵・牛乳を使っていないそうですよ。
▲一本堂×ココチのコラボ食パンは店内でも販売されています。
「ただ美味しいのではなく、
体に良いものや、
メッセージ性のあるものを使う」
社長の熱い想いが、
言葉だけでなくココチ全体から
伝わってきました!
その他、使う原材料の特徴としてココチでは
フードマイレージ=
半径10km以内で採れたものを使う
を実践しているのだそう。
海外のものを大量に仕入れれば、
安いかもしれないけれど
辿り着くまでにムダな二酸化炭素を消費し
地球に優しくありません。
想いに共感してくれるお客様にも、
ココチに来てもらうことで
応援してもらいたい…と
思っているという大関社長。
ココチのすべてに
想いとメッセージが込められていて、
知れば知るほど
感動してしまいました!
店内&テラス100席!色々なスタイルだから子連れでも気軽に行ける
女性が来店しやすいように、
店内にはさまざまなスタイルの
席があります。
こちら↑は開放感たっぷりのテラス席。
ビュッフェやドリンクバーに近い
テーブル席。
竹林が見えるソファ&テーブル席。
そして、カフェレストランには意外!?
掘りごたつ席も3席あります。
(しかも、ほんのり半個室風!)
なんとバンボ(ベビーソファ)も2つ完備。
赤ちゃん連れでも来やすい
気遣いが嬉しいです。
もちろん、テーブル席には
キッズチェアもありましたよ♪
こちらにはベルトなどがないので、
1歳代くらいまでは
お座敷の方が安心かな^^
各テーブルには
ココチの情報が見られる
タブレットが用意されているのですが…
これで見られる
「ココチのオムライスができあがるまで」
の動画が、お子さんに大人気だそうです!
お料理が来るまで
見せてあげると喜ぶかも。
食べるだけではない、体験や風景含めての「ココチ」
老若男女問わず来やすい
工夫が凝らされたココチさん、
食べるだけのお店ではないんです。
外にある広大な体験テラス。
豊かな竹林を眺められるこの場所で、
●石窯ピッツァ体験
●BBQ体験
●パエリア作り
などができるそう!
※
公式ホームページより
イベント的なものではなく
予約すればいつでもできる、
というのがすごいですよね。
しかもびっくりなのが、
バスでの送迎があるんですって!!
9人乗りor24人乗りと
少人数でも大人数でも対応してもらえ、
しかも地域指定なし(今のところ)とか。
町内の子ども会や
仲良しのママ&子どもとの集まりにも
すごく良さそう!
他にも季節のイベントとして、
・3月 椎茸の菌打ち体験
・4月 旬のたけのこ掘り体験
・5月 梅ジュース作り体験
…と、こんな素晴らしいロケーションで
子どもと一緒に頼める食育イベントが
1年中開催されているそうです!
レストランで終わらない、
こういったイベントを開催しているのは、
「何を食べた?だけでなはく、
何をした?どんな体験をした?を
味わってほしい。
ここにしかない風、景色、土…
ロケーション含めてのココチを
知ってほしい」
という思いがあるから。
お店側だけでなく、農家さんや
お客さんや子どもたち…
みんなで地域活性化したい、
その輪をココチと共に
Mamanと発信していきたい!
…ととても嬉しいことを
社長はおっしゃってくださいました。
まだまだ止まらない、ココチのこれからは「村から街」!?
ココチがレストランとして
オープンしてから約3年半。
オープンした頃から『地域活性化』を
1つの課題として掲げてきた
OHKUVO PROJECTですが、
今後、農協の跡地などを利用して
大久保という地を
ビレッジ(村)からタウン(街)に
していきたい
という思いがあるそうです。
大久保ではいま全国で1番、
約400種類もの野菜を
生産しているのだそう。
そんな農家さんたちとタッグを組み、
一緒に盛り上げながら
大久保の良さをどんどん発信することで
農家さんの収入にもなり、
かつ雇用も生み…
ゆくゆくは田植え、稲刈り、蜜柑、酒造り、
空き家も増えているので民泊など、
もっともっと深いことをやっていきたい、と
大関社長は語っていました。
ココチの売り上げ金の一部は
このプロジェクトに役立てられています。
わたしたちも、大久保の食を
美味しくいただきながら
応援できる仕組みが嬉しいですね。
食べ物に感動し、
大関社長の想いに感動し、
大満足でココチをあとにしました^^
帰りに、駐車場にある
こちらに寄り道♪
▲「おーい」と覗くMaman玉置代表(笑)。
この日は会えませんでしたが、
この小屋には山羊1号2号が
住んでいます。
1号2号って、本当に名前なんですよ。笑
このヤギたち、なななんと
志村動物園で超有名になった
あの白井家からやってきた
兄弟だそうです!!
今度子どもたちと遊びに来たときには
会えるといいなあ♪
ヤギと会えるなんて
絶対喜びそうです。
子どもたちが喜ぶといえば、
お店の入り口前にある
なんとも縁起の良さそうなこの金の卵!
…子どもは絶対さわりますよね。笑
実際、人気撮影スポットに
なっているそうです。
駐車場の脇にはお散歩スポットも。
この橋の先を行くと…
竹林の中を歩くことができます。
さらに登っていくと、
七福神の1人・弁財天の
お社があるそうです!
この日は時間がなくて
行くことができませんでしたが、
おみくじも引けるのだそう。
ランチでお腹いっぱいになって
腹ごなしにお散歩道…なんて
最高ですね!
ココチさんの駐車場は
50台も停められるほど広々。
イベント時や混雑時でも余裕そう!
そしてこの駐車場にも
パイフォトニクス株式会社(浜松市東区)の
LEDライトが使われているなど
「そ、そんなところにも!?」
と思ってしまうくらい、
最後の最後まで
浜松市がぎゅっと凝縮された
お店でした。
浜松市にある緑の谷=大久保町の
ごちそうテラスCoCoChiさん、
ぜひ行ってみてくださいね!
▲実は金の卵以外にも卵が…♡探してみてくださいね。
緑の谷のごちそうテラスCoCoChi(ココチ)
静岡県浜松市西区大久保町1173
電話:
053-489-3273
営業時間:11:00~21:30
ランチ~15:00/カフェ14:00~17:00/ディナー17:00~
定休日:年中無休
WEB:
http://ohkuvo.jp/?mode=f4
Facebook:
https://www.facebook.com/cocochi1173/
インスタグラム:
https://www.instagram.com/ohkuvo/
この記事を書いた人 鈴木秋香(あっか)
8歳♠6歳♥️2歳♠子育て中。「好きも収入も家庭も欲張りに!」をすべて叶えるブログ・Facebook・インスタグラム集客講師、カメラマン・ライター、手帳術講座を開催。190人以上のコミュニティ「浜松市起業女性の会スピカル」代表を務め、発信の威力で起業女性の力を浜松市から全国へ広げている。
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